インフラ分野でのDXは、国土交通省が主体となって令和2年度から大がかりな取り組みが進められています。土木・建築に代表される社会資本および公共サービスなどを、デジタル技術の活用で変革することで、建設現場の安全性や効率性の向上・仕事のプロセスや働き方の改革などを目的としていることから、土木建築業に携わる事業者としてのDX推進は企業活動の継続・発展を目指す上で必要不可欠なものと言ってよいでしょう。
公共施設やインフラを建設・維持・管理する土木建築工事の需要は途切れることはなく、環境やエネルギー問題に対応するためにも新しい技術を用いた工事が求められている反面、熟練した就業者の高齢化や若年層の早期離職など、将来の担い手の確保が大きな課題となっています。
埼玉県土木建築業ユニットは、現場で求められる最先端の技術に長けた地域の民間企業と、インフラ整備を担う地域行政との協力支援の架け橋として機能することを目的に活動を行っています。
主な活動内容
デジタル技術の調査研究・実証事業
生成AIによるナレッジマネジメントやRPAによる業務自動化など、土木建築業界で活用できるような実例に基づいた調査研究に取り組んでいます。ユニット公式SNSでの発信で実証するほか、デジタル技術活用事例について参加企業向けコンテンツとして当ホームページにて共有します。
中小企業支援施策の紹介・支援
助成金や補助金、融資制度など国や地方自治体・公的機関等の施策を有効活用し、リスクを低減できるチャレンジで参加企業のDX推進を支援します。活用できる支援制度の情報を参加企業にいちはやく提供し、制度を利用するための申請手続きや計画書の策定を専門家として支援できる体制を整えています。
民間企業のDX事例共有・協力支援
取組み事例として提供いただける参加団体がありましたら、当ホームページの参加企業向けコンテンツとして紹介させていただきます。企業PR・提供するソリューションのPRなどにお役立ていただければ幸いです。また、当ユニット外の民間コミュニティとの連携体制の構築も積極的に行っています。
参加団体
※ 現在、埼玉県土木建築ユニットでは参加企業・団体を募集しています。こちらのフォームからお申込みください。